「大物キャストゼロの月9が大絶賛?」昭和レトロな探偵活劇『嘘解きレトリック』。視聴率こそ低迷中ですが、SNSでは意外な盛り上がりを見せています。
大物キャスト不在、月9の挑戦
『嘘解きレトリック』は都戸利津氏の人気コミックを原作とし、鈴鹿央士さんと松本穂香さんが主演を務めるミステリードラマです。昭和初期を舞台にした「レトロモダン」な雰囲気が特徴で、セットや衣装に力が入っています。しかし、これまでの月9に多く起用されてきた大物俳優が不在であることが視聴率低迷の一因と指摘されています。初回視聴率は7.1%、第4話で6.7%と上昇傾向も見えますが、安定した高視聴率にはまだ届いていません。
SNS口コミがもたらす逆転劇?
視聴率の苦戦とは裏腹に、SNSでは主演2人の演技が評価されています。「鈴鹿央士が探偵役にピッタリ」「松本穂香がキャラクターを忠実に再現」といった声が拡散中。さらに、ファンタジー要素を楽しむ視聴スタイルが視聴者の間で浸透しつつあります。この変化は録画視聴や配信サービスの利用増加によるもので、リアルタイム視聴率では測れない人気が広がっています。
昭和レトロと新時代の月9像
『嘘解きレトリック』は、昭和初期の架空の町を舞台に、レトロモダンな探偵活劇を描いています。丁寧な世界観の構築と、派手ではないが緻密な脚本が視聴者を惹きつけています。月9の歴史において、これまでの大物俳優頼りのスタイルから脱却し、新たな方向性を模索しているようにも見えます。今後の展開によっては、SNS口コミの影響で再評価され、視聴率にも変化が生まれる可能性があります。
- 『嘘解きレトリック』は昭和初期の探偵活劇を描いた月9ドラマ。
- 初回視聴率は7.1%で苦戦するも、SNS口コミで好評。
- 昭和レトロの雰囲気と主演2人の演技が評価ポイント。
【補足情報】
鈴鹿央士: 映画『蜜蜂と遠雷』で注目を浴びた若手俳優。探偵役で新たな魅力を披露中。
松本穂香: NHK連続テレビ小説『ひよっこ』でブレイク。昭和の雰囲気にピッタリの女優。
月9枠: フジテレビの看板ドラマ枠。『ロンバケ』『HERO』など数々の名作を輩出。
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