兄ピーコさん死去、双子タレント「おすぎとピーコ」に悲しみ

コグマOctober 21, 20240 Comment422

ピーコさんの死去が多くの人々に衝撃を与えています。双子タレントとして一時代を築いた「おすぎとピーコ」の姿が、今また思い出される時です。

ピーコさんの人生とファッションへの情熱

ピーコさん（本名・杉浦克昭）は、1945年1月18日、横浜市で生まれました。高校卒業後、アパレルメーカーで経験を積み、服飾デザイナーとしての道を歩みました。1975年には、双子の弟である映画評論家のおすぎさんとともに「おすぎとピーコ」として芸能界にデビューし、ファッション評論家やジャーナリストとしても幅広い活動を続けました。ピーコさんの辛口でありながら愛情溢れるファッションチェックは、当時のテレビ番組でも一世を風靡しました。

ピーコさんの最期

2023年9月3日、ピーコさんは敗血症による多臓器不全のため、神奈川県内の病院で79歳の生涯を閉じました。昨年6月に高齢者施設に入居して以降、穏やかに過ごしていたとのことです。8月に入り体調が急変し、入院生活を経て1か月も経たないうちに天国へと旅立ちました。9月8日に親族のみで密葬が行われ、今月19日に納骨が済んだとのことです。おすぎさんは別の施設に入居中で、密葬には参列できませんでした。

双子タレント「おすぎとピーコ」の遺産

「おすぎとピーコ」としての活動は、日本の芸能史に残るものでした。おネエキャラとして知られる彼らは、同性を公にカミングアウトしながらも、バラエティ番組やワイドショーで軽妙なトークと毒舌で視聴者を魅了しました。特に「笑っていいとも！」での11年間のレギュラー出演は、その人気を不動のものとしました。彼らのコメントには辛口ながら温かみがあり、視聴者に愛され続けました。ピーコさんの死去は、多くの人々にとって時代の終わりを感じさせる出来事となりました。