「えっ、あの三上さんが…」。テレ朝アナウンサー三上大樹さんの突然の訃報に、多くの局員や視聴者は動揺を隠せませんでした。彼の声は、まさにスポーツそのもの。今でも耳に残るあの実況は、もう二度と聴くことができないのです。
三上大樹アナの歩み:スポーツ実況に捧げた人生
テレビ朝日で活躍した三上大樹アナウンサー(38歳)が5日、病気により急逝しました。三上アナは2009年にテレ朝へ入社し、プロ野球やプロレス、フィギュアスケートなど、多くのスポーツ中継でその才能を発揮してきました。彼の実況は視聴者に寄り添い、選手の一瞬一瞬の動きを声で描き出す力がありました。彼の同期である宇賀なつみアナ(現フリー)や多くの同僚たちも、その勉強熱心さとコミュニケーション能力を高く評価していました。
パリ五輪を含む最後の挑戦
今年のパリ五輪では、三上アナは「ジャパンコンソーシアム」の一員としてフランスへ渡り、バドミントンやバスケットボール、アーティスティックスイミングなどの実況を担当しました。彼は1か月前に帰国し、9月13日には「報道ステーション」でのスポーツニュースのナレーションが最後の仕事となりました。局内でも顔を合わせる機会が少なかったとはいえ、突然の訃報は同僚たちに大きな衝撃を与えました。
新日本プロレスとの関わり:感情豊かな実況でファンを魅了
三上アナは新日本プロレスの中継番組「ワールドプロレスリング」でも活躍し、彼の感情豊かな実況スタイルは多くのファンに愛されていました。今年6月、大阪城ホールで行われた「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」決勝戦が彼にとって最後のプロレス実況となりました。新日本プロレスの棚橋弘至も、試合後の取材で彼の実況スタイルを称賛し、若すぎる死を悼んでいました。「彼の実況は実直で、まさにそのままを伝えてくれるものだった」と棚橋は語り、その人柄が実況にも反映されていたと涙ながらに追悼の意を表しました。
- 三上大樹アナウンサーが38歳で急逝
- テレビ朝日でプロレスやプロ野球、五輪中継などを担当
- 新日本プロレスの「ワールドプロレスリング」でもファンに愛された
- 棚橋弘至選手もその実直な実況を追悼
- 最後の仕事は「報道ステーション」のスポーツニュースナレーション
【補足情報】
- 三上大樹アナ: テレビ朝日アナウンサー。2009年入社し、主にスポーツ実況を担当。多くのスポーツイベントで活躍。
出典リンク: 東スポWEB - ワールドプロレスリング: 新日本プロレスの中継番組。三上アナが実況を担当していた。
出典リンク: テレビ朝日公式サイト - 棚橋弘至: 新日本プロレス所属のプロレスラー。三上アナの実況を称賛し、訃報に際し追悼の意を表した。
出典リンク: 新日本プロレス公式サイト
Leave a Reply