MetaはNBAとの提携を強化し、2024-25年シーズンでは52試合がMeta QuestでVR観戦可能に。ファンは臨場感溢れる体験をバーチャル空間で楽しむことができる。
NBAとMeta、VR観戦の新時代を切り開く
MetaとNBAの提携は2020年に始まり、VRプラットフォームとしての進化を遂げてきました。今シーズン、Questユーザーは180度のVRで全52試合を観戦できるという新たな一歩が踏み出されました。放送はMeta Horizon WorldsのXtadiumとNBA Arenaアプリを通じて行われ、視聴者はまるでコートサイドにいるかのようなリアルな臨場感を味わえます。特に、空間音響技術により、観客の歓声やコート上の動きの音がリアルに再現されるため、スタジアムの熱気をそのまま体感できるのが魅力です。
VRだけじゃない!ミニゲームや友達との交流も可能
この新たなVR観戦では、ライブゲームだけでなく、24時間後に配信されるハイライト映像も楽しむことができます。さらに、NBA Arenaではミニゲームや友達との交流機能が追加され、視覚的なエフェクトも発動可能に。これにより、観戦の楽しさが一層広がります。NBA League Passの加入者は、全試合を2Dでリアルタイムの統計情報とともに、複合現実感で楽しむことも可能。新しい観戦体験が提供される中、スポーツファンにとってのデジタルスタジアムは進化を遂げています。
NBAだけじゃない、Metaの広がるパートナーシップ
このパートナーシップには、NBAだけでなく、WNBAやGリーグも含まれています。Metaのメタバースエンターテインメントの責任者であるサラ・マルキン氏は「ファンがコートサイドにいる感覚を提供する」と述べ、今回の拡張に対する期待を語りました。10月25日のシカゴ・ブルズとミルウォーキー・バックスの試合でシーズンが幕を開け、最終試合は4月13日にLAレイカーズとポートランド・トレイルブレイザーズの間で行われます。バスケットボールの新たなシーズンが、よりインタラクティブで革新的な形で始まるのです。
- Metaが2024-25年シーズンのNBA52試合をVRで提供。
- XtadiumとNBA Arenaでミニゲームや友達との交流が可能。
- WNBAやGリーグも対象に含まれるパートナーシップ。
【補足情報】
Meta: テクノロジー企業で、VRプラットフォーム「Meta Quest」を提供。
NBA: 北米プロバスケットボールリーグ。
Xtadium: Meta Horizon Worlds内のスポーツ観戦用アプリ。
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