デビューから約25年、KAT-TUNがついに解散することが発表された。ファンにとって衝撃的なニュースとなったが、メンバーはそれぞれの道を歩む決断を下した。特に亀梨和也の退所には注目が集まっており、今後の活動が期待される。
KAT-TUN、25年の歴史に幕 解散を決断した理由とは?
STARTO ENTERTAINMENTは2月12日、公式ホームページでKAT-TUNの解散を発表した。これにより、2001年に結成されたグループは、3月31日をもってその歴史に幕を下ろすこととなる。解散後、亀梨和也は事務所を退所し、上田竜也と中丸雄一は引き続き同事務所と契約を継続する。
解散の理由について、同社は「約1年間にわたりメンバーと話し合いを重ねた結果、それぞれが自分の道を進むことが最良の選択であると判断した」と説明している。長年グループとして活動してきた彼らにとって、解散は容易な決断ではなかっただろう。しかし、個々のキャリアを尊重し、新たなステージへと進むための選択だったと考えられる。
KAT-TUNの軌跡 栄光と変化の歴史
KAT-TUNは、2001年に6人組として結成され、2006年にシングル「Real Face」で華々しくデビュー。その後も「Keep the faith」「Love yourself」など数々のヒット曲を生み出し、ジャニーズを代表するグループの一つとなった。しかし、2010年に赤西仁が脱退、2013年には田中聖、2016年には田口淳之介が脱退し、グループは3人体制へと変化していった。
それでも、KAT-TUNは持ち前の個性とパフォーマンス力で活躍を続け、2021年にはついに『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。また、メンバーは個々にドラマやバラエティ番組、舞台などでの活動を広げ、グループとしてだけでなく個人の才能も発揮してきた。こうした背景を考えると、今回の解散はグループの終焉というよりも、新たなスタートのための一歩とも言えるだろう。
解散後のメンバーの未来とファンの反応
今回の発表で最も注目を集めたのは、亀梨和也の事務所退所だ。俳優業やソロアーティストとしての実績も豊富な亀梨が、今後どのような活動を展開するのか、多くのファンが注目している。一方、上田竜也と中丸雄一は事務所に残り、それぞれの個人活動を続けるとされており、音楽・ドラマ・バラエティなど多方面での活躍が期待される。
SNSではファンの間で「KAT-TUNの歴史が終わるなんて信じられない」「それぞれの道を応援したい」といった声が飛び交っており、悲しみと応援の気持ちが入り混じっている。また、「グループは解散してもKAT-TUNの音楽は残り続ける」というコメントも見られ、彼らの軌跡が多くの人々の心に刻まれていることがうかがえる。
- KAT-TUNが2025年3月31日で解散を発表
- 亀梨和也は事務所を退所、上田竜也と中丸雄一は契約を継続
- 結成から25年間、多くのヒット曲を生み出し、紅白歌合戦にも出場
- 解散の理由は「個々の道を尊重するため」と公式発表
- ファンからは悲しみの声とともに、メンバーの未来を応援する声も多数
【補足情報】
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KAT-TUN(カトゥーン)
2001年に結成されたアイドルグループ。2006年に「Real Face」でメジャーデビューし、以降数々のヒット曲を生み出した。 -
STARTO ENTERTAINMENT
旧ジャニーズ事務所から改称し、タレントのマネジメントを行う企業。2023年10月に設立。 -
亀梨和也(かめなし かずや)
KAT-TUNのメンバーで、俳優・歌手としても活躍。代表作に『野ブタ。をプロデュース』や『妖怪人間ベム』など。 -
上田竜也(うえだ たつや)
KAT-TUNのメンバー。バラエティ番組『炎の体育会TV』での活躍や、ソロアーティストとしての活動でも知られる。 -
中丸雄一(なかまる ゆういち)
KAT-TUNのメンバー。『シューイチ』のMCを務めるほか、ドラマや舞台でも活動中。
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