パチスロの新時代が到来する中、今なお根強い人気を誇る北電子の5号機『ジャグラー』シリーズ。2021年に引退した名機『ニューアイムジャグラーEX-KT』と『ワイワイマハロ-30』が残した影響を振り返ります。
『ニューアイムジャグラーEX-KT』がもたらした新たなスタンダード
2007年に登場した『ニューアイムジャグラーEX-KT』は、5号機初の『ジャグラー』シリーズとしてその名を刻みました。従来のシリーズでおなじみの「GOGO!ランプ」が点灯する演出はもちろん、新たに追加されたファンファーレやLEDの一瞬点灯といった細かな演出は、多くのファンを魅了しました。また、チェリー重複ボーナスの採用により、ゲーム性に深みが加わりました。
さらに、左リールにチェリーを狙うだけで効率的にプレイできる設計や、ブドウとREG出現率を基にした設定推測要素も健在。これにより、初心者からベテランまで幅広い層が楽しめる仕様となりました。『ニューアイムジャグラーEX-KT』は、その手軽さと奥深さで多くのプレイヤーを魅了し続けたのです。
沖スロの真髄『ワイワイマハロ-30』
一方、『ワイワイマハロ-30』は沖スロとしての楽しさを凝縮した名作です。この機種では「告知音の有無」を切り替えられる3種類のモードが特徴で、プレイヤーはその日の気分に合わせた楽しみ方を選べます。さらに、レバーON時の蝶の光やリール上の「ドヤッ!目」など、遊技中の興奮を最大限に引き出す工夫が盛り込まれています。
ボーナス中の設定示唆演出も魅力的で、ビッグ中にリール横ランプが高速点灯した際の操作や、ボーナス終了時のランプ動作による設定推測など、やり込み要素が充実。沖スロならではの派手な演出と堅実なゲーム性が融合し、幅広い層の支持を集めました。
名機が遺した影響と新たなパチスロ時代への期待
『ニューアイムジャグラーEX-KT』と『ワイワイマハロ-30』は、2021年の引退まで多くのファンに愛されました。両機種は、シンプルな操作性と奥深いゲーム性の両立で、5号機時代を象徴する存在となりました。これらの機種が生み出した「親しみやすさ」と「やり込み要素」は、現在の6号機やスマートスロットにも受け継がれています。
パチスロ市場は技術革新により新たなステージへ進化していますが、こうした名機の記憶が色褪せることはありません。未来のパチスロにも、このような愛される機種が生まれることを期待したいものです。
- 『ニューアイムジャグラーEX-KT』は手軽さと奥深さを両立し、5号機時代の基盤を築いた。
- 『ワイワイマハロ-30』は沖スロの醍醐味を詰め込んだ仕様で多くのファンを魅了した。
- 名機が遺したゲーム性や楽しさは、今後のパチスロ市場にも影響を与え続けている。
【補足情報】
- ニューアイムジャグラーEX-KT:北電子が開発したジャグラーシリーズの5号機版。シンプルなゲーム性で広く親しまれた。
- ワイワイマハロ-30:沖スロ特有の派手な演出と設定示唆機能が魅力の人気機種。
- 北電子:ジャグラーシリーズを筆頭に、数多くのヒット機種を生み出しているパチスロメーカー。
Leave a Reply