紅白歌合戦での星野源さんの曲目変更が波紋を呼んでいます。当初予定されていた「地獄でなぜ悪い」から「ばらばら」への変更に、ファンや視聴者から様々な声が上がっています。
星野源、紅白での曲目変更の背景
星野源さんは、2024年の紅白歌合戦で「地獄でなぜ悪い」を披露する予定でした。しかし、この曲は映画監督・園子温氏の同名映画の主題歌であり、園氏には過去に性加害疑惑が報じられていました。このため、SNS上で曲目選択に対する批判や懸念の声が上がり、NHKと星野さん側で協議の結果、曲目を「ばらばら」に変更することが決定されました。
パフォーマンス中の星野源の様子
紅白当日、星野源さんは「ばらばら」をギターの弾き語りで披露しました。演奏前には約15秒間の沈黙があり、終始硬い表情で歌唱する姿が印象的でした。また、歌詞の一部を「本物はあなた わたしは本物」と変えて歌う場面もあり、視聴者からはその表情やパフォーマンスに対して「異変」を感じたとの声が多く寄せられました。
ネット上の反応と星野源の心境
曲目変更やパフォーマンスに対して、ネット上では賛否両論の意見が飛び交いました。一部のファンからは、曲自体に罪はないとの意見や、変更に対する残念な気持ちが表明されました。一方で、星野さんの毅然とした対応や「ばらばら」の選曲に込められたメッセージ性を評価する声も多く見られました。紅白終了後のラジオ番組で星野さんが涙を見せたことからも、今回の出来事に対する彼の複雑な心境がうかがえます。
- 星野源さん、紅白での曲目を「地獄でなぜ悪い」から「ばらばら」に変更
- 変更の背景には、映画監督・園子温氏の性加害疑惑が影響
- パフォーマンス中の星野さんの硬い表情や沈黙が視聴者の間で話題に
- ネット上では、曲目変更に対する賛否両論の意見が飛び交う
- 星野さん、紅白終了後のラジオ番組で涙を見せる
【補足情報】
- 星野源:日本のシンガーソングライター、俳優、文筆家として幅広く活躍。代表曲に「恋」「SUN」などがある。
- 園子温:日本の映画監督。『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』などの作品で知られるが、過去に性加害疑惑が報じられた。
- 「地獄でなぜ悪い」:2013年公開の園子温監督の同名映画の主題歌で、星野源さんが手掛けた楽曲。
- 「ばらばら」:星野源さんのデビューアルバムに収録されている楽曲で、彼の個人的な経験や想いが反映されている。
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