『クリスマスにはシャケを食え』農水省の投稿がトレンド入り！特撮がきっかけ

「クリスマスにはシャケを食え」――農林水産省のユーモアたっぷりの投稿がSNSで注目を集めています。特撮キャラとのコラボが、クリスマスに新たな選択肢を提案します。

農水省の「シャケ推し」投稿がトレンド入り

クリスマスイブの24日、農林水産省が公式X（旧ツイッター）で投稿した「クリスマスにはシャケを食え」がSNSで大きな話題を呼んでいます。クリスマスといえばチキンという定番に一石を投じたこのフレーズは、X上で多くのリポストが広がり、「農水省」がトレンド入りを果たしました。この投稿の目的は、サケやマスの消費拡大を図るもので、2021年から毎年クリスマス時期に行われています。特に今年は、特撮ドラマのキャラクターとの異色のコラボが注目を集めています。

特撮キャラクター「サモーン・シャケキスタンチン」とのコラボ

このキャンペーンのきっかけとなったのは、2018年の特撮ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」に登場した怪人「サモーン・シャケキスタンチン」のセリフです。「日本人ならシャケを食え！」と主張した彼の言葉が視聴者に強い印象を残し、農水省は2021年からこのセリフを公式に採用。23年には、特撮制作元の東映がこの取り組みを公認し、サモーンの画像を提供するなど全面的に協力しています。今年も多くのSNSユーザーが「クリスマスにはシャケ」というテーマで投稿を広げ、サケ消費拡大への期待が高まっています。

ユーモアと文化が結びつくキャンペーン

農水省のユニークな取り組みは、消費者へのアプローチとしても効果的です。今年の投稿には「マグロとアボカドのクリスマスカラー丼」も紹介されましたが、シャケを推すサモーン登場を待望する声が多数寄せられるなど、消費者とのコミュニケーションを活発化させています。このような遊び心のある取り組みが、伝統的なクリスマスの食文化に新たな選択肢を提案しています。SNS時代の消費拡大戦略として、農水省の取り組みは他の業界にも参考になるでしょう。

• 「クリスマスにはシャケを食え」：農水省が特撮キャラとコラボし、サケ消費を呼びかけ。
• サモーン・シャケキスタンチン：特撮ドラマのキャラがキャンペーンのきっかけに。
• 消費者との対話：SNSを活用したユニークな取り組みで消費拡大を目指す。

【補足情報】

• 農林水産省：2021年から「クリスマスにはシャケを食え」キャンペーンを実施。
• 特撮ドラマ：「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」での名セリフが話題に。
• サモーン・シャケキスタンチン：サケを推奨する特撮キャラクターで、東映が制作。